【知識編】アイデアがどんどん浮かぶ!魔法のメソッド
2016/12/17
クリエイターの人を始め、何かものを作りたいとき、企画を打ち出したいときなど、アイデアが必要になる機会というのはしばしばあるものです。
しかし、いくら考えてもなかなか良いアイデアが浮かばずにイライラ、ストレスが溜まってしまうことってありますよね。
だからといって、じっと待っていてもアイデアが浮かんでくるものではありません。
そこで、アイデアが浮かぶようになるノウハウを【知識編】と【実践編】の2回に分けて紹介していきます。
今回の【知識編】では、アイデアが浮かぶようになる方法について3stepで紹介していきたいと思います。
step0.訓練すればアイデアマンになれる
方法に入る前に基礎知識です。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という言葉があります。
これは以下の本の著者「ジェームス W.ヤング」の言葉ですが、この言葉の意味を考えていくと、どうすればアイデアが生まれてくのかが分かってきます。
アイデアというのは自然発生的に生まれるものではなく、今までの経験や知識から、古い要素を組み合わせるとこで生まれてくるのです。
この点をきちんと理解した上で訓練をすると、魔法のようにアイデアを生み出すことができるようになるんです。
step1.まずは引き出しを増やすこと
引き出しがなければアイデアを生み出すことはできません。
生み出したいものと関連の強いものから、関連の弱いものまで、幅広い知識を持っていることが発想力へと繋がっていきます。
例えば小説のアイデアを生み出すときの例で考えてみます。
今回は仮に、「恋愛小説の登場人物」のアイデア出しのケースとしましょう。
この場合、まずはやはり恋愛小説をたくさん読んだり、恋愛の経験をたくさん積むことが大切です。
しかし、それだけでは新しいものは生まれません。
違うジャンル、例えばミステリー小説についての引き出しを増やしておくと、「ミステリアスな雰囲気の人物」を登場させようという発想が生まれてくるかもしれません。
また、伏線の張り方が上手くなる、人物の相関についての描き方が上手くなる、などといったことも考えられます。
何か個性的なアイデアを生み出そうと思ったときは、一見無関係に見えることでも沢山の引き出しを持っておくことが大切なのです。
step2.無関係なものを結びつける
無関係な物どうしを、いかにして結びつけることができるか・・。
これが独創性を生むカギです。
「モテモテの女性」を描きたいというケース考えてみます。
女性を自然界のものに例えてみましょう。
レンゲソウには、蜂や蝶がたくさん集まりますから、レンゲソウをモチーフにした女性を考えてみます。
Q.なぜレンゲソウには蜂や蝶が沢山あつまるのか?
A.一面に咲くから。
⇒社交的でいろんな男性に積極的に話しかける女性を描こう
Q.レンゲソウはどんな場所を好むのか?
A.日当たりの良い場所を好む
⇒目立ちたがりの女性を描こう
こんな感じです。
無関係のものを結びつけて考えることで、普通の思考では思いつかなかった発想が生まれる可能性が出てくるのです。
また、モチーフをはっきりと持つことで、キャラクター性がブレずに定まるといった効果があります。
この考え方は小説以外でも同様です。
例えば独創的な建築物に、アリの巣がモデルになっているものもあります。
このような思考の訓練を繰り返すことで、独創的なものを生み出す能力が上がっていくのです。
ニュートンの「リンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を思いついた」というエピソードはあまりにも有名ですが、一見無関係に見えるものからどんな発想が生まれるかというのは分からないものなのです。
step3.ストレスフリーの状態を作る
発想の瞬間というものはなかなかコントロールできるものではありませんが、欲しいときに必要なアイデアを思いつくことができるようになりたいものですよね。
散歩をしているとき、お風呂に入っているときなど、ひょんなときにアイデアが浮かんだどいう経験はありませんか?
脳科学的には、良い発想というのはリラックスしている時に生まれやすいと言われています。
ずっと同じことを考えて、ストレス状態が高まっているときというのは、新しい発想が生まれにくくなってしますうのです。
過去の偉人たちもその効果を実感しており、
モーツァルトは、「馬車に乗っているときや、食後の散歩のときにはいくらでもアイデアが湧いてくる」と言い、
ジェームズ・ワットは「散歩をしている時に発明のアイデアが湧いてくる」と言いました。
柔軟な考えは、ストレスの無いリラックス状態のときにこそ生まれるのです。
また、こちらの記事も合わせて読むと、より理解が深まるかと思います。

【知識編】まとめ
【知識編】のまとめです。
良いアイデアを生み出すには、
・引き出しを増やす
・無関係のものを結びつける
・ストレスフリーの時間を作る
この3stepを意識していくことが大切です。
このような考え方をしてみると、魔法のようにアイデアが湧いてきます。
次回は【実践編】です。
【実践編】アイデアがどんどん浮かぶ!魔法のメソッド
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